2015年7月31日金曜日

5セットまとめ購入に 新しいセット組を設定しました。                     #ATHLETUNE      #アスリチューン

隼ネットショップでは 3セット5セットをまとめてお申込み頂く際は 割安でご購入頂けるようにセットを組んでいます。

1箱 : 定価  3,000円⇒ 2,400円
3箱 : 定価  9,000円⇒ 6,300円
5箱 : 定価15,000円⇒10,000円

ありがたいことに 最近は3セット以上のお申込みをたくさん頂いています。
もちろん 個人で大量に使って頂く方もいらっしゃいますが
仲間とシェアして使うために ある程度まとまった数を申し込まれる方も多いようです。

これまで 特に割引率の多い5セットに関しては
「同一製品を50本」 または「赤・青・黒のうち 2製品を25包ずつ」というセット組でした。

「気に入った製品をまとめて安く手に入れる」というメリットはありましたが
アスリ―チューン3製品 全てを気に入ってくださっている方にとっては
5箱で全ての製品を網羅できるセット組がありませんでした。

・ポケットエナジー: スポーツ時のエネルギー補給とパフォーマンス維持のためのマグネシウム配合
・エナゲイン     : 持久力を向上させるための専用処方
・スピードキュア   : 運動後の疲労を素早く回復させる専用処方
という それぞれの製品特長を踏まえると
ウルトラマラソンをはじめとする距離の長いレースや 運動の頻度の高い方にとっては
少し手を出しにくいセット組の展開だったかもしれません。

というわけで
昨日(7月30日)夜より 新たに「赤15・青15・黒20」というセット組を導入しました。

割引率や特典は従来と変わりませんが
バランスが気になって手を出せなかった方には選びやすいセット組だと思います。


さて 8月・9月の週末も 各地でトレイルランニングや水泳
自転車などのイベントが予定されています。

これらのスポーツは肉体的に大きな負担がかかるだけではなく
気温・湿度・紫外線などの時期的な要因もあり
予期しないトラブルに見舞われる可能性もあります。

せっかくの機会を思いっきり楽しむためにも無理はせずに 。
状況によっては 足を止める勇気も必要です。

まずは安全が第一。
そのために出来る努力(事前のトレーニング・コースの把握・装備の確認・シミュレーション)を行ったうえで
それぞれの目標達成のために アスリチューンがお役に立てれば嬉しいです。

思いっきり楽しんで 記憶に残る夏になりますように!


隼の日常の活動風景はこちら ⇒ 隼FACEBOOK ページ
アスリチューンの全てがここに ⇒ ATHLETUNE 特設サイト
使い方の工夫・使用感の参考に ⇒ ATHLETUNE サポートサイト
スポーツゼリー・オイルのお申込みはこちら ⇒ 隼ネットショップ

2015年7月29日水曜日

カフェインの記事の余波(と補足)              #ATHLETUNE    #アスリチューン


先日書いた「アスリチューンにカフェインを入れなかった理由」、たくさんの反応を頂きました。
「なぜレース中に体調が悪くなるのか 理由が分かりました」という感想もあれば
「それでもカフェインの『効き目』は捨てがたい」という声もありました。
また「コーヒーは悪なのか?」という質問も頂きましたが これは違います。
カフェインはコーヒーに含まれる成分の一つであって 「カフェイン=コーヒー」ではありません。
実は最近は「コーヒーに含まれるポリフェノールが健康に良い」という発表もあります。


前回の記事の繰り返しになりますが カフェインに対する反応は 体調や体質も大きく影響するので
運動中に使用しても問題ない方(=カフェインの恩恵を受けやすい方)もいれば
逆にマイナスになってしまう方もいらっしゃる可能性があるという内容です。
つまり 万人にとってプラスとは限らないのでアスリチューンには入れない
という話でした。

なので 「カフェインの『効き目』は捨てがたい」という方は
「ここ一番」という場面ではカフェインを使えば良いと思います。
 現在は たくさんのスポーツサプリメント(ジェル)が発売されています。
以前のブログでも 4回にわたって「スポーツサプリメントの選び方()」を書きましたが
アスリートに必要なのは「自分に合った製品を見つけること」です。

使い勝手・味・飲みごこち・効き目・体調の変化・そして価格…。
プラスの面とマイナスの面のバランスを考えて
是非自分が最高のパフォーマンスを発揮できる製品を見つけて下さい。
 
蛇足ですが私はコーヒー大好きで 長距離のドライブの際にはほぼ必ずドリンクホルダーに 置いています。





隼の日常の活動風景はこちら ⇒ 隼FACEBOOK ページ
アスリチューンの全てがここに ⇒ ATHLETUNE 特設サイト
使い方の工夫・使用感の参考に ⇒ ATHLETUNE サポートサイト
スポーツゼリー・オイルのお申込みはこちら ⇒ 隼ネットショップ

2015年7月24日金曜日

スピードキュアに「オルニチン?」の何故            #ATHLETUNE  #アスリチューン

このところ アスリチューンの青:スピードキュアのお申込みが増えてきています。
サポートしているアスリートからも
「試合やレースの後にスピードキュアを飲むと 疲労回復のスピードがめちゃめちゃ速い」
「筋肉痛が軽くなる度合いがハンパない」
という声を頂いています。
(ATHLETUNE 利用者のご感想はこちら

特に仕事を持ちながらスポーツに取り組んでいる方は
週明けの仕事に疲労を持ち込まないように 様々な工夫や努力をしていると思います。
今回はスピードキュアに使用している成分について 書いていきたいと思います。

エナゲイン・スピードキュア共通の特長は
「機能性のある食品成分を組み合わせてパワーを高めている」という点にあります。

2品とも主原料はチキンエキス(アンセリン・カルノシン=イミダペプチド)ですが
エナゲインは持久力を高めるために スピードキュアは疲労回復を早めるために
様々なサポート成分を組み合わせています。

スピードキュアのサポート成分の一つが あの「オルニチン」。

近頃はCM などでも「シジミ○○個分の・・・」で耳にしたことがある方も多いと思います。
二日酔いに良さそうなイメージだったり 疲労の回復に良さそうだったりという印象の表現が多いです。

パッケージ裏面に成分を表記しています
一般食品だと 確かにシジミに比較的多く含まれている成分で
機能としては「肝臓のはたらきを高める」という特長があります。
「深酒の翌朝にシジミの味噌汁」には
こういう理由があるようです。

栄養素の分解と合成・貯蔵 そして解毒作用などを担う肝臓は
例えば食品に含まれる糖質や脂質から
エネルギーであるグリコーゲンを創りだして貯蔵したり
また体内で生じた 疲労物質であるアンモニアやその他の老廃物を解毒・分解します。
 
肝臓の不調は感じにくいと言われますが もっとも分かりやすい自覚症状は「疲れやすいかどうか」です。

一言で「疲労」と言っても 筋肉や関節部の痛みといった 部位が特定できる症状から
モチベーションにも関わる「身体全体のだるさを伴う症状など」 色々な種類の「疲れ」があります。
スポーツサプリメントの場合 多くは「負担のかかった筋肉や関節のケア」に目を向けただけのものが多いですが
低下したパフォーマンスを回復させるには 身体のだるさや「何となく疲れた」という症状もケアする必要があります。

特に持久系の(長時間の)スポーツの後は 筋肉の疲労だけでなく疲労物質や老廃物質も大量に生まれるので
全身のだるさや 集中力の欠如などを 翌日まで持ち越してしまいがちです。
そうなれば当然 仕事にも悪影響を与えますし 練習のモチベーションも上がりません。

先に書いたアンセリン・カルノシンも それ自体が持久力向上や疲労回復データのある成分ですが
スピードキュアはオルニチンなどのサポート成分を併せて使用した製品です。


気温が高く 身体に負担がかかりやすいこの季節は
疲れを残しておくことが思いがけない体調悪化やパフォーマンスの低下
さらにはレース中のトラブルの引き金にもなりかねません。

スピードキュアで 夏に強い身体づくりに役立てて頂ければと思います。


隼の日常の活動風景はこちら ⇒ 隼FACEBOOK ページ
アスリチューンの全てがここに ⇒ ATHLETUNE 特設サイト
使い方の工夫・使用感の参考に ⇒ ATHLETUNE サポートサイト
スポーツゼリー・オイルのお申込みはこちら ⇒ 隼ネットショップ

2015年7月23日木曜日

【ボクシング!】粉川拓也選手 日本フライ級王座に返り咲き!             #ATHLETUNE     #アスリチューン

7月17日 後楽園ホールに行ってきました。
この日は日本フライ級王座決定戦 サポートアスリートの粉川拓也選手の試合です。
左が粉川選手
粉川選手のサポートは2年目ですが トレーニング時にも積極的にアスリチューンを使い
順調に身体を仕上げて来たとのこと。
全てのアスリートに言えることですが リングに上がった時点 もしくはスタートラインに並んだ時点で
どこまで準備を整えられているかが勝敗の分かれ目。
対戦相手の斎藤選手も 同様に厳しいトレーニングを積んできているに違いありません。

この日は9つの試合が繰り広げられましたが 粉川選手の試合はもちろんメインイベント。
早目に会場に到着して観戦していましたが メインではない試合でもかなりの盛り上がりです。
各選手とも鍛え抜いた身体だけを武器として 3分という限られた時間 必死で戦います。

応援する側も幟やバナー 揃いのTシャツを準備して 声を枯らして応援します。
選手が終始 目の前で戦うので 開始から終了のゴングまで応援の声が途切れる間がありません。

そしていよいよメインイベント。
既に応援の声は盛り上がっていますが さすがにメインはレベルが違います。
選手入場から 双方の応援ギャラリーは声を揃えて 名前のコール。
いよいよ試合開始のゴングです。

粉川選手 攻める 攻める!

粉川選手は終始冷静で 序盤から的確に攻撃を仕掛けます。
途中で対戦相手の顔面から流血させることはあっても
自身は軽快なフットワークを駆使して ダメージを与え続けます。
最終ラウンドでは 齋藤選手の猛攻にヒヤッとさせられる場面もありましたが 無事に王座返り咲きを果たしました。
トランクスの右裾にATHLETUNEのロゴ!
試合開始前にも激励にお邪魔しましたが 終了後も控室にお邪魔して
チャンピオンベルトを手にした粉川選手と記念撮影。
お疲れのところ感謝です。


王座に就いたという事は 次はその座を狙うものに追われるということ。
近々に防衛戦が組まれるかもしれませんが 是非 その座を死守してもらいたいと思います。

アスリチューンは引き続き粉川選手をサポートしていきます。
応援よろしくお願いします!



隼の日常の活動風景はこちら ⇒ 隼FACEBOOK ページ
アスリチューンの全てがここに ⇒ ATHLETUNE 特設サイト
使い方の工夫・使用感の参考に ⇒ ATHLETUNE サポートサイト
スポーツゼリー・オイルのお申込みはこちら ⇒ 隼ネットショップ

2015年7月17日金曜日

【普通のスポーツサプリには使われない成分】 エナジーゼリーに油なんて アリ!?          #ATHLETUNE   #アスリチューン

元々 持久系スポーツに相性の良いATHLETUNE
昨年の秋にラインナップに追加されたポケットエナジーは 味や使い勝手の良さから特に好評で
自転車やマラソン・トライアスロンの選手など 多数のアスリートにご利用いただいています。
(ATHLETUNE 利用者のご感想はこちら


運動中のエネルギーの補給を目的に使用する製品ですので
・運動時に身に付けても邪魔にならない 出来るだけ小さいパッケージ
・1パッケージで可能な限りたくさんのエネルギーを補給できる
・口の中が乾きがちな状況の中でもストレスなく飲みこめる「ゼリー感」にこだわる
・出来るだけ多くの方が「美味しい」と感じる味

こんな製品を創りたいと思いました。

エナジージェル・エナジーゼリーの主成分は吸収が早く
エネルギーとして利用しやすい「糖質」です。
世の中の ほぼすべてのエネルギー補給用の製品が甘いのはこのためです。
パッケージ当たりのエネルギー量を上げるためには 出来るだけ「水飴っぽく」すれば
ある程度は可能です。
でも「べったり」「こってり」していて 運動時の使用にはストレスを感じるのはダメです。

小さいパッケージでカロリーを上げる。しかも使用感も妥協しない。
辿り着いた答えは 「糖質以外のエネルギー成分を入れる」ことでした。

糖質のエネルギー量は約4kcal/g その倍以上の約9kcalのエネルギー量を持っているのが脂質です。
単純に考えれば「脂質を使えば!」となりますが 一般的な脂質は消化吸収の際に 内臓に大きな負担をかけます。
運動のストレスを感じている最中に 内臓に負担がかかればパフォーマンスの低下は目に見えています。
普通の脂質はスポーツサプリには向いてない。

そこで目を付けたのが「中鎖脂肪酸」という脂質。

中鎖脂肪酸は 消化吸収の際に他の脂質のように身体に負担をかけず
消化吸収⇒体内でのエネルギー変換も早いという特長があります。
また「身体に蓄積されている体脂肪をエネルギーとして利用しやすくする」
「疲労を溜めにくくし 持久力を高める」という報告もあります。

つまり 中鎖脂肪酸は「普通の脂質よりはスポーツに向いている」のではなく
スポーツに最適な成分といえるかもしれません。

但し こんな中鎖脂肪酸も脂質は脂質なので
たくさん摂ると ヌルヌルギトギトとストレスになりますので
ポケットエナジーでは スポーツ時に使用しても
ストレスを感じないレベルに抑えました。
(実際に 表示を読まずなければ ポケットエナジーに脂質が入っているのに気付いた方は いないかもしれません。)

「補給用のスポーツジェルに脂質を使うのはあり得ない」と決めつけるのではなく
「スポーツ時にも使える特長を持った脂質は無いのか?」を探した結果
パッケージ当たりのエネルギー量をある程度確保して しかもパフォーマンスの向上も期待できる製品になりました。

ユーザーの感想
・ポケットエナジーを使ってから エネルギーの補給が楽しみになった
・最後まで競技に集中できるようになった
・ゼリー感が飲みやすくて 大好き

「スポーツ時に脂質はあり得ない」という常識にとらわれず
むしろ「パフォーマンスの向上という特長を持った脂質を配合した製品」 それがポケットエナジーです。

使った時に気付く方は ほぼいないかもしれませんが
お手元のポケットエナジーの裏面にはしっかりと記載してあります。

こんなこだわりも実現しつつ 製品を創っています。


隼の日常の活動風景はこちら ⇒ 隼FACEBOOK ページ
アスリチューンの全てがここに ⇒ ATHLETUNE 特設サイト
使い方の工夫・使用感の参考に ⇒ ATHLETUNE サポートサイト
スポーツゼリー・オイルのお申込みはこちら ⇒ 隼ネットショップ

2015年7月16日木曜日

【お客さまからのお問い合わせ】 ATHLETUNEにカフェインを入れなかった理由          #ATHLETUNE

ご存じの通り カフェインはコーヒーや緑茶などにも含まれる身近な成分で ドリップコーヒー1杯(140ml)で約84mg。
ちなみに私もコーヒーは好きで 一日3杯程度は飲みます。計算すると これだけで252mg。
結構 多いですね。

さて アスリチューン を気に入って下さっているユーザーの方から
「カフェインが入っていると 効き目が『ガツン!』と感じられる。アスリチューンには何故カフェインを入れないのか
とお問合せをいただきました。

カフェインの効用は 疲労感の減衰や持久力・瞬発力の向上
などがあります。
日常的にカフェインと縁遠い方にとっては
たまに使用する場合は 効き目も感じやすいと思います。
一方 デメリットとしては 過剰に摂取すると 胃痛をはじめとする内臓への負担や利尿作用による保水の低下
また ミネラルの吸収を阻害するという報告もあります。

カフェインはアルコールと同様 身体に与える影響も
体質や体調で個人差が大きいので
同じ「カフェイン入りの補給食」を使用しても その恩恵を十分に受けられる方もいらっしゃれば
逆に体調が悪くなるという方もいらっしゃいます。

日常生活においては 多少お腹が痛くなっても大した問題ではないかもしれませんが
身体に大きな負荷がかかっている運動時 ましてや1秒でも早くゴールまでたどり着きたいと奮闘している場面で
体調が悪くなったら目も当てられません。

アスリチューンも レースの長さによって使用する量が異なります。
場合によっては 一度のレースで5本~10本 使用する場合もあります。

決してスポーツ時におけるカフェインの効用を頭から否定しているわけではありませんが
プラス面だけではなく 内臓に負担をかけることも含めたマイナス面も持ち合わせている成分である以上
アスリチューンには入れたくありませんでした。

今後も新製品を企画・検討する時には 期待する効果に有効な成分を吟味していきますが
プラスの面とマイナスの面をしっかりと見比べながら 多くの方に喜んで頂ける製品を創りだして行きたいと思います。




2015年7月9日木曜日

【後悔しないスポーツサプリメントの選び方 ④】 実際に使っている人の声は大事な情報      # ATHLETUNE

スポーツサプリメント(補給食)の選び方について記載してきましたが 今回で完結です。

当初から「自分が好きなものを選べば良い」と書いてきました。
完結篇は「実際のユーザーの声を聞く」について書いていきたいと思います。
「使っている人の声を聞く」と言っても 誰でも良いわけではなく
自分と同じスポーツ(種目)で使っている人の声を聞いてください。
例えば 自転車競技と言っても ロードレースとヒルクライムでは距離も負荷がかかる部位も違います。
マラソンと言っても 5kmと100kmでは 競技時間も補給の重要性も 全く状況が違います。

くどいようですが 体感は個々人で異なりますので 他人の感想を 100%鵜呑みにはできませんが
同じような負荷がかかっている中で使用している方
特に その道を極めている方(いわゆるプロレベルや競技に精通しているアスリート)の感想は
大きな判断材料になるでしょう。

よく「サポートを受けているアスリートが悪いことを言うはずがない」と考える人がいますが
そんなことはありません。
その競技を極めることを目的に取り組んでいる方は 自分に合わないもの 意味のないものは使いません。

こういった情報は 各選手やチームが発信するブログやSNSなどに記載されることが多いので こまめにチェックしてください。
但し ブログやSNSでの情報は 発信元からの一方的な情報になるので 可能であれば直接感想を聞ける方が良いですね。

感想を聞くときのポイント
是非「何を知りたいのか?」 つまり「自分が選ぶポイントにしている点」を明確にして聞いてみてください。最も残念な聞き方は「これ どうですか?」と漠然と聞いてしまう事です。
「どうですか?」と聞かれた方は 「良い」か「いまいち」と答えるしかないでしょう。

特に「味」や「食感」に関しては 製品を選ぶうえでの重要な要因ですが これは特に嗜好が分かれるので
「美味しいよ(または「不味いよ」)」と言われても「自分にとってどうなのか?」は分かりません。


実は 最も多い聞かれ方が このパターンです。
例えば「レース中の使い勝手はどうですか?」とか「飲みごこちはどうですか?」「体感はありますか?」とか…。
それに対する返答は相手の主観ですが 同じスポーツで使っている感想は重要な情報です。
せっかく 既に使っている方の感想を聞く機会があるのであれば 欲しい情報を得られるような聞き方を心掛けましょう。
繰り返します。「自分が選ぶポイントにしている点」を明確にして聞いてみてください。


スポーツサプリメントは 上手く使うことが出来れば 成績を上げるための大きな武器になります。
しかしながら 単価は数百円でも消費量が多くなるので 「自分にとって無駄な支出」にもなりかねません。
「何のために使うのか?」「その目的に適した剤形か?」「目的に見合った成分の種類と配合量か?」
そして 「同様のスポーツで使っているアスリートの評価は?」
これらの情報を入手することが出来れば きっと自分に合ったスポーツサプリメントを見つけられます。

せっかくのスポーツの機会を最大限に楽しむために 
上手にスポーツサプリメントと付き合って頂ければ幸いです。  

スポーツサプリメントの選び方 は これで一旦完結です。
次回はお問い合わせの多い「ドーピング」に関して記載します。


2015年7月3日金曜日

【後悔しないスポーツサプリメントの選び方 ③】 効果を期待するなら まずここを見る      # ATHLETUNE

選び方①では 何のために使うのかという「目的に見合った商品を選ぶべし」という内容を
選び方②では 「使うシーンによって形状を選ぶべし」という内容を書きました。
まず「どういう目的で?」 また「どういうシーンで使用するのか?」を明確にすることが大事です。
それが明確なのであれば 次のステップ「含有成分をチェックする」です。

サプリメント(=補給食)の機能の大半は 含有成分で決まります。
含有成分は大抵の場合 パッケージに記載されています。
特に「売り」の成分が明確な場合は 目立つ場所に大きく記載されているケースが多いです。
(製品名自体が成分名の場合も多いですね)

良くある「買ってみたけど効果が実感できないケース」は 成分名だけで選んでしまうパターンです。

気になる製品を見つけたら パッケージをくまなく見て下さい。その成分の含有量が記載されているハズです。
(成分の含有量は 裏面に表示されるケースも多いです)
逆に パッケージに成分名はあるものの含有量の記載が無い場合は ごく微量しか含まれていないかもしれません。
残念ながら こういった「良く知られた成分名で釣る」というケースも多いです。

製品に含まれる有効成分量が少なければ 当然のことながら機能も感じられない場合がほとんどです。
(但し 成分が与える影響には個人差があるので それでも体感できるのであればそれは「アリ」だと思います)

今はネットを使えば商品の情報は簡単に手に入ります。
自分の目的に合った商品を幾つか目星を付けた後は 有効成分の含有量を調べてみて下さい。

また使用感に関してですが これも非常に大切です。
使用感は「飲み込みやすさ」や「味」と言った方が分かりやすいかもしれませんが
これらの要素は使用時のストレスにもなりかねない訳で パフォーマンスの維持に直結します。
味や使用感に関しては 実際に使ってみないと判断の使用がありませんので
成分の量で納得いくのであれば 一度購入して使ってみることをおススメします。

ここで注意するのは レースの本番で初めて使用するのではなく 事前の練習で試すこと。
安静時に使用感を試すのと 運動時に試すのでは 感じ方が大きく異なります。
また使用感だけでなく 肉体的に負荷のかかった状態でも ストレスなく使用することが出来るかを試す
という意味もあります。

一般的に サプリメント(補給食)の成分に 体調に悪影響を与える成分は使用していませんが
上述の通り 成分が身体に与える影響は個人差があります。
安静時には影響が出なくても 負荷がかかった状態だと気持ち悪くなったりお腹を壊したり
という事例も耳にします。
せっかく練習を積んでレース本番に臨んでも このような状態になっては目も当てられません。


スポーツサプリメントが「どこでも一緒でしょ」と言われてしまう理由は?
さて 多くの方が望むのは しっかりと体感があって(=成分の含有量が多い)美味しい
という製品だと思います。

実は 多くの有効成分は味が良くなく 一般的に有効成分の量を増やせば増やすほど
味のコントロールは難しくなります。
また 有効成分はコストが高く 味のコントロールに使用する成分は比較的安価であるということ
さらに 体感には個人差があるので 有効成分量を多くすることよりも 「美味しく」仕上げたほうが
ウケが良かったりします。

結果として
メーカー目線   ⇒ (成分量を減らすことで)コストも下がるし 使用感も良くなるならそれがベターよね。
ユーザー目線  ⇒ この値段でこの使用感なら まあアリかな?
と 双方の利害が悪い方(本来の製品の目的とは別の観点でという意味)に一致してしまうことが
結果として「どこでも一緒でしょ」という結論に繋がっていることも考えられます。
とても残念なことです。

ほとんどのメーカーさんは それぞれの価値観・理念を持って製品を創っています。
そのメーカーの考え方は 必ず製品に反映されるので
内容と価格のバランスを見極めることが 損をしないことに繋がります。

余談ですが 自分自身が現役でスポーツを行っていた頃 国内外の多くの製品を試しましたが
残念ながら納得のいく製品には巡り会えませんでした。
ブランドのイメージや使用感は良くても 効果を感じられなかったり
成分量は満足いっても 使い勝手が恐ろしく悪かったり。
中には ずば抜けて高い販売価格で「高額なのだから効果も高いに違いない」と錯覚させるような製品もありました。
(含有している成分もよく分からず 少なくとも自分には 販売価格に見合った効果は感じられませんでした。)

まとめ
有効成分量が多いから良くて少ないからダメ また美味しすぎるからダメでクセがあるから良い
というわけでは決してありません。
「何のためのサプリメント(補給食)を使うのか?」という目的が達成できるのであれば
自分が納得いくものを選ぶことが出来ればそれでOKだと思います。
機能を求めて使うのであれば 機能に繋がるだけの成分が(質・量ともに)入っているのかを見極めて下さい。
次回は 「決断は使っている人の感想を聞いてからでも遅くない」について記載します。