2014年7月17日木曜日

(エナジーゼリー開発裏話①) ユーザーのストレスを極力軽減したエナジーゼリーの開発

~直近のATHLETUNE(アスリチューン)協賛大会は、以下の通りです~
 ・7月26日 ミッドナイトエンデューロ in 岡山国際サーキット
 ・8月02日 伊予市トライアスロン大会inふたみ
 ・8月09日 筑波9時間耐久エンデューロ
 ・8月17日 ウォークライド静岡クリテリウム

  上記4大会は全てブースを出させて頂きます。お会いできるのを楽しみにしています!
株式会社 隼 三上

気が付けば7月も後半に突入。
隼は「ATHLETUNEエナジーゼリー(仮)」の発売に向けて、最終の段取りを進めています。
エナジーゼリーの試作品は、ATHLETUNE2箱以上のお申込特典としてプレゼントしていますが、今回はエナジーゼリーの開発について、取り組んできた内容を少しだけお伝えします。

(開発に)手を出すべきか、出さぬべきか?

現在発売中のENERGAIN(赤)とSPEEDCURE(青)。
「ゼリー状」のスポーツサプリメントは他社からも多く発売されていますが、ATHLETUNEユーザーからは、「独特のゼリー感が使いやすい」、「運動時にストレスなく飲める」という感想を頂いています。
ほぼ毎週、どこかのスポーツイベントに出店させて頂いているからこそ、こういった声を直接お伺いすることができます。

運動中の使用を目的としたENERGAINは、「エネルギー補給」のための製品ではなく、あくまで「体内のエネルギーを持久力に変える」ことを目的としているので、別の手段でエネルギー補給を考える必要があります。
これまでは、「他社のエナジーゼリーとの相性も良いですよ」とお伝えしてきましたが、実は、「この使用感でエナジーゼリーを製品化できないのか?」というご要望も頂いていました。

大手メーカーからも、多数発売されているエナジーゼリー(ジェル)。
後発の当社が、同じ使用目的を持った製品を発売する意味はあるのか?いろいろ考え、またたくさんのユーザーさんにヒアリングしてみました。

他社のエナジーゼリーを使っている方からの声で、最も多かったのが「べったり・こってりした使用感は使いにくい。でも仕方ないから使っている」 というもの。また「ゼリーというよりペースト状なので、運動時に飲み込むだけでもストレスを感じる」という感想もありました。

「仕方ないから使う」のではなく、「運動を楽しむためのマストアイテム」として使ってもらえるエネルギー補給用の製品…。

これを具現化するために、昨年末から「ATHLETUNEエナジーゼリー(仮)」の検討をスタートしました。

「隼がエナジーゼリーを創ると、こうなる」

まず最初に決めたのは、「使う方のストレスを出来るだけ少なくしたエナジーゼリー」という製品コンセプト。
肉体に負担のかかる運動中に使用する製品なので、使うことにストレスを感じるような製品ではダメ。また、いくら「薄型で軽く、持ち運びやすいパッケージ」でも、補給できるエネルギー量が少なければ意味が無い

これらを踏まえ、以下の点を必須クリア課題として掲げました。
①現行のATHLETUNEと同じパッケージで、100kcal以上のエネルギー量を確保できること。
②大多数の人が美味しいと感じる使用感の実現
③ペーストではなく、運動中でも飲み込みやすい「ゼリー感」のある食感

そして今年の3月、なんとかこの3つの課題をクリアし、試作品の製造に漕ぎ着けました。
「ただエネルギーを補給することだけ」ではなく、使用シーンを念頭に置いた商品企画の甲斐もあって、試作品を使ったアスリートに使用感をヒアリングしたところ、大変高い評価を頂けました。
正直言って、企画者自身は「良い商品が出来上がった」と思っていても、実際に使う方からの評価が明確になるまでは不安でいっぱいでしたが、「これまで使った、どのエナジーゼリーよりも使いやすい」、「一日も早く製品化してほしい」という声を聴くことができて、本当に勇気付けられました。


ともあれ、試作品を活用したモニタリングは大成功。
この時点では、もう何の問題もなく本生産に移行できると思っていました。 

(次号、「まさかの難題と、その解決」に続く…。)

0 件のコメント:

コメントを投稿